1歳頃になると、こどもが自分の頭を床や壁に打ち付けてしまうという話を聞きます。
自分の意志もだんだんとでてきて、嫌な事や眠い時などに見られる行動です。
そうは言っても、いざ目の前で頭を打ち付けていたり、大泣きしたりしていたら、とても心配だし、不安になりますよね。
あまりにひどいと、感情的になってしまうし、ストレスも感じます。
感情的になればなるほど、こどもの癇癪もひどくなり、どうすれば良いか分からなくなってしまいます。
こどももつらそうですが、親もつらいのです。
こどもが癇癪を起こしてしまった時、どうすれば良いか、対処法をご紹介します。
1歳児が癇癪で頭を打ちつける理由は?
こどもが癇癪を起して頭を床に打ち付けてしまう。
こどもがかわいそうですが、見ている親も、つらいし、ストレスを感じることもあります。
こどもが癇癪を起こすと、気持ちのコントロールがうまくできず
- 声を荒げて泣き叫ぶ
- 奇声をあげる
- 暴れたり、物を投げる
- 頭を打ちつける
このような行動をしてしまいます。
個人差もありますが、1歳頃から4歳頃が多いとされています。
癇癪を起こす原因としては、自分の思うようにいかないことがあったり、疲れたり、眠かったり、お腹が減ったり、自分に目を向けさせたい時などに起こります。
気持ちをうまく言葉で表現できず、癇癪を起こすと考えられています。
癇癪を起こしたときの対処法は?
こどもが癇癪を起こしてしまうと、手がつけられなくて、本当に困ってしまうことがありますよね。
泣きたいのはこっちの方だよ…という感じです。
家の中ならまだしも、外でやられてしまうと、周りの目も気になってしまいます。
癇癪は、気にいらないことがある時や、思い通りにならない時、眠い時、お腹が空いた時などに起こることが多いと思います。
癇癪を起こしたこどもを目の前にすると、どうしてあげるべきか分からなくなってしまいます。
叱ってもおさまらないし、こどもの言うことばかり聞いてわがままに育ってしまったらと、不安になります。
そんな時の対処法と注意点です。
こどもが怪我などしないようにする
癇癪を起こすと、頭を壁や床に打ちつけるこどももいます。
怪我をしないように、マットやクッションや枕などを間に挟みましょう。
叱るのはダメ
癇癪を起こすと、こっちの言うことも、全然聞いてくれません。
ついつい感情的になってしまいます。
まだ言葉も理解できないこどもや、パニック状態のこどもに対して頭ごなしに叱っても、何で叱られているの分からず、こどもも混乱してしまい、もっと癇癪が激しくなってしまいます。
むやみにご褒美をあげてはいけない
癇癪をおさえる為に、おかしやおもちゃを与えるのはよくありません。
その場はおさまることもありますが、癇癪を起こせば要求が通ると思い、癇癪を繰り返しやすくなります。
ただし、話を聞いてあげることも大切です。
癇癪を起こすには理由があります。
理由も聞かず頭ごなしに拒否したり無視をしてはいけません。
話を聞いたうえで、それはダメだということを伝えましょう。
癇癪が終わったら、褒めてあげる
癇癪が終わり、完全に落ち着いたら、落ち着けたことを褒めてあげましょう。
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