子供の小さいうちのおねしょは仕方がないこと。でも、一年生になったのに、まだ毎晩おねしょしてる!今までトイレでできていたのに、突然おねしょをするようになった!
小学校に入学してからもトイレの失敗に悩むお母さんは多いようです。
- おねしょの原因は何?
- おねしょって治るの?
- 親としてどうフォローするべき?
この記事では、小学校に入ってからも続くおねしょ問題を少しでも解消するべく、すぐにできるおねしょ対策や、親としてどう向き合えばいいのかをまとめましたので、ぜひ参考にしてください。
おねしょとは?
おねしょというと、寝ている間におしっこをしてしまうことをさしますよね?
赤ちゃんのころは、まだ膀胱が小さくて尿をためられないので、寝ている間におしっこが出てしまうのは普通のことです。
個人差はありますが、5歳ごろになると排尿機能が確立されてくるので、だんだんとおもらしやおねしょが減っていくのが一般的です。
しかし、本人が気にしているにもかかわらず6歳以降になっても月に数回以上おねしょが続くことを『夜尿症(やにょうしょう)』といいます。
そして、おねしょがずっと続く場合と、突然おねしょをするようになった場合では原因が違う場合が多いです。
1年生の子供が毎晩おねしょをする!原因と対処法は?
小学生なのに毎日おねしょをする…
小さいころから日常的におねしょが続いている子の場合は、子供の体質やくせが原因なことが多く、
- 寝る前に水分を摂りすぎている
- 日中のおしっこの回数が少ない
などの原因が考えられます。
そしてお子さんのおねしょに悩むお母さんがやってしまいがちなこと。
おねしょを心配するあまり、夜中にわざわざ起こしてトイレに行かせてしまう!
これは絶対NGなんです。
子供は成長とともに、夜になるとおしっこを減らそうとする抗利尿ホルモンを脳から分泌させようとします。
でも、子供はまだこのホルモンの分泌リズムが整っていないので、夜の間もたくさんのおしっこが作られてしまい、おねしょをしてしまいます。
このホルモンをきちんと分泌させるためには、睡眠リズムを整えることがとっても大事!なので、夜中に起こしてしまうことは逆効果になってしまいますよ!
基本的なおねしょ対策
- 寝る2時間前までには食事を終わらせて水分をとらないようにする
- 寝る前に必ず排尿させる
- 膀胱の容量を増やせるように、昼間に水分を多く摂る
- おねしょをしなかった時は必ず褒める
- おねしょをしてしまっても怒らない
これをもう一度見直してみましょう!
1年生の子供が突然おねしょをするようになった!
いままではちゃんとトイレでできていたのに、小学生に入ってから突然おねしょをするようになってしまった…実はこれ、めずらしいことではないんです!
小学校低学年の子供の一割ほどがおねしょの経験があるというデータも!!
小学生になって急におねしょをするようになった場合は、
- 体調の乱れ
- 疲れがたまっている
- ストレスがたまっている
などの原因が考えられます。
慣れない学校生活で体力的にも精神的にも疲れがたまっているお子さんは多いです。
生活リズムが変わったり、先生に怒られてしまったなんてことがおねしょの原因になることもあるんです。
自分では気にしているのに意思に反しておねしょをしてしまう。一番つらいのは本人ですね。小学生にもなれば、おねしょをしたくてしている子はいません。
ストレスや疲れが原因でおねしょをしてしまっている場合は、環境に慣れて生活が落ち着けば、またおねしょもなくなっていくことがほとんど。
ここで親が怒ってしまうと、それが新しいストレスになっておねしょを繰り返してしまうという負のループに!
決して怒らず見守ってあげてください。
おねしょは治る?今後の生活が心配
小学生になってもおねしょが治らない…もしかしたら学校でもおもらししてしまうのでは!?
お母さんの心配はつきません!
子供の排尿機能の確立には個人差がありますから、必ず5歳までに発達が完了するということではありません。
なので自然に治ってくることもある夜尿症ですが、くせになってしまっている場合は、そのままにしていてもなかなか改善されない場合もあるので、一度診察を受けて、生活習慣をどう変えたらいいのか?生活指導をしてもらうことで治るのがぐっと早まることもありますよ!
もしもおねしょで毎朝イライラしてしまうなら、
環境を整えよう
片付けが楽になるように考える。
①防水シーツは必須!
防水シーツの種類もさまざま。敷きパッドタイプや部分使いタイプなどもありますが、お母さんのストレス軽減におすすめなのが、サイドまでしっかり防水できる、ボックスシーツ型!!
mofua サイドまでしっかり防水ボックスシーツ
子供って、どうしてかうまい具合にシーツとシーツの隙間にもらしたりするんですよね^^;
でもこちらはボックスシーツ型なので、側面も守ることができますし、防水シーツ一枚でシーツも兼ねているので、本当にこれ一枚でOK!
洗濯物が少なく済むのでおすすめです。
サイズも豊富ですよ^^
②パジャマの上からはく防水パンツを用意!
スカートタイプもありますが、スカートだと寝ている間にまくれてしまうので、ズボンタイプがおすすめ!
おねしょズボン 防水
腹巻がついているタイプとないタイプがありますが、先輩ママさんたちの経験談を見ると、腹巻なしの方がよさそうです。腹巻がついていると、肝心なおしりの部分が膨れて隙間から漏れてしまうことがあるみたいです。
防水シーツと防水ズボン、どちらも最低2枚はあると便利。替えがあると心の余裕は2倍以上です☆
病院の先生の話を聞きに行こう
どうしてこうなったのかを知ること。ネットで調べるよりも先生から話を聞いたら納得できて日々怒る気がなくなったというママ多数!
夜尿症の治療の3原則は、
- 起こさず
- 焦らず
- 怒らず
です!
おねしょについては先生に伝える?
夜のおねしょだけで、昼間のトイレは問題なく行けているのであれば、先生に伝える必要はないでしょう。
もしもまだ昼間も失敗する可能性がある場合は、あらかじめ先生に伝えて、替えの下着や洋服を持たせておきましょう。
小学校に入学して突然おねしょをするようになってしまった場合は、学校生活に慣れていないことが原因のこともあるので、お友達との関係や、授業中の様子などを先生に聞いてみるといいですね。
子供のおねしょで病院に通うなんて・・・と、なかなか一歩踏み出せない方も多いと思いますが、一度受診すると、どうしてもっと早く来なかったんだろうと後悔するお母さんが大勢います。
小学生にもなると、やはりおしっこの失敗は自尊心を傷つけるもの。早めの受診でお子さんのストレスを解消してあげたいですよね。
自宅近くの小児泌尿器科をお探しであれば、こちらの病院ナビというサイトが便利です^^
病院なび
まとめ
- 6歳をすぎてもおねしょが月数回以上ある場合は夜尿症と診断されます。
- 小さいころからずっとおねしょが続いている場合は、夜間の尿を抑えるホルモンのバランスが崩れている可能性があります。
- 今までできていたのに突然おねしょをするようになった場合は、疲労や精神的なストレスが溜まっている可能性があります。
- 度々のおねしょで疲れてしまった場合は早めの受診を。夜尿症の治療は『起こさない・怒らない・焦らない』が原則です。お母さんのストレス軽減のため、おねしょ対策グッズをうまく活用して^^
- 夜尿症で病院に通う子は少なくありません。最寄りの小児泌尿器科の先生に相談してみましょう。
子供のトイレの失敗は、本人もショックですし、毎日洗濯に追われるお母さんにとっても大変な問題なんですよね。
ですが小学生のおねしょは決してめずらしいことでも恥ずかしいことでもありません。
病院で適切な治療のアドバイスをもらうだけで心が軽くなりますよ^^
そして便利なおねしょ対策グッズがたくさんあるので、うまく活用して心に余裕をもってお子さんと一緒に乗り越えてくださいね!
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