小1の子どもが授業中上の空・寝てしまう!との報告が!どう対処する?

入学してすこし経ち、授業も少しずつ勉強らしくなってくると、「大丈夫かなぁ」とママもそわそわしますよね。

なかには、「授業中上の空で寝てしまうんです…」なんて小学校から電話があったママもおられるのではないでしょうか。

小学校の先生から子どもについて連絡があると、親としては心配ですよね。

今回は、「子どもが上の空・寝てしまう」と報告を受けて不安なきもちのママへ

  • これからどう対処していけばいいの?
  • もしかして発達障害?

という疑問や不安についてご説明します。

小1の子どもが授業中上の空・寝てしまうとの報告が・・・

そもそも、よく耳にする「上の空」ということば。どういう状態のことなんでしょう?

上の空(うわのそら)とは…

①他の事にこころが奪われて、そのことに注意が向かないこと。また、そのさま。心が浮ついて落ち着かないさま。

②天空。空中。そら。

③あてにならないこと。根拠がなく不確かなこと。また、そのさま。

ここでは、①の「他の事にこころが奪われて、そのことに注意が向かないこと」を指します。

じゃあ、寝てしまうってどういうこと?

大事な授業で寝てしまうなんて!と腹をたてるママもおられるかもしれません。ここで注意してほしいのは、「寝ている」ではなく「寝てしまう」ということ。

子ども本人が「さぁ!寝よう!」と率先して寝ているのではなく、意思に反して結果的に寝てしまうのです。

思いどおりに授業の時間を過ごせないことで、きっと子どももストレスを抱えていることでしょう。親としては、放っておけないですよね。

授業中に上の空や寝てしまうことのデメリットは?

デメリット

授業についていけない

幼稚園や保育園では、手あつく個々に子どもたちへ声をかえるシーンが多いですが、小学校となると環境は大きくちがいます。

授業中は先生が1人だけ、クラス全員が足並みをそろえていかなければなりません。

子どもたちの反応を見ながら、大半の子どもが理解したなと感じるとその先のページへと進んでいきます。

大半の子”のペースがクラスのペースになるので、話をきいていなかったりすると自然と勉強は遅れていってしまうでしょう。

授業自体が遅れる

遅れている子に合わせてくれる先生だったとしたら、どうでしょう。

1人だけの子どものペースに合わせて、分かるまで丁寧に教えてくださると我が子にとっては安心かもしれません。

でも、ほかの子たちはどう感じるでしょうか。

時間を持て余したり、それこそクラス全体が集中力の欠けた状態になるかも。それを知った保護者からクレームが入ったりと、新たな問題にもなりかねません。

お友だちから不思議がられる

しっかり集中して授業を聞ける子にとっては、ボーッとしたり寝てしまう子の行動をなかなか理解できません。

「ちゃんとしないとダメだよ!」と注意する子もいれば、なんとなく距離をおいてしまう子もいるかもしれません。低学年のうちは「なんでだろう?」と不思議がる子が多いのではないでしょうか。

メリットはあるの?

残念ながら、学校生活においてはあまりメリットは考えられません。

先生からの報告を、「まぁ、いっか」と聞きながさず、何か対策を考えたほうが良いでしょう。

上の空や寝てしまう原因は?

上の空になってしまう原因

興味がない

まったく興味がない話を45分間も聞くって、しんどいですよね。子どもにとっては、まだまだ遊びに興味がいっぱいなのかもしれません。

聞く気がない

入学して間もない子は「しっかり聞かないといけない」という考えがない場合もあります

幼稚園・保育園ではあまり注意をしないところも多いので、まだ小学生になりきれてないうちは、戸惑うこともあるでしょう。

気が散りやすい環境

小学校は6歳~12歳の年代が、大人数で過ごす場所です。隣のクラスの笑い声が聞こえたり、運動場から違う学年の体育の様子が見えたり、遠くからピアノの音が聞こえることもあるでしょう。

あちこちから声や音が聞こえて、集中できない環境にあるのも事実です。

我が家の場合

長男の小学校は、教室として個室になっておらず、ワンフロアにクラスごとに仕切りがあるだけでした。

授業参観にいったとき、長男のクラスの先生より、隣のクラスの先生の声のほうがよく聞こえる…という環境に驚いたものです。

寝てしまう原因

睡眠不足

夜はしっかり眠れていますか?小1の子であれば、9時間は睡眠時間をとれることが理想です。布団に入って眠れていても、もしかして睡眠の質がよくない場合もあります。

いちど、夜中の睡眠の様子を観察してみると良いでしょう。

疲れている

入学してまもない小1であれば、まだまだ小学校生活に慣れていない子も多いはず。大人でも、新しい職場に移ったりして、「ドッと疲れた…」という経験はありませんか?

子どもも同じように、新しい環境で体力も気持ちも使って、想像以上に疲れているのかもしれません。

退屈

単純に、たのしくなくてボーッとしてしまい、眠ってしまうケースもあるでしょう。ボーッとしている状態は、脳が安心しきっている状態。

脳の活性化がおさまり、眠気がやってくるのです。

また、退屈だなーと感じると、脳への刺激も低下していき、眠気が生じてしまいます。

我が家の場合

週2回、火曜日と木曜日はサッカーのナイター練習があり、帰宅は21時半。それからお風呂や寝る準備をして、気絶するように就寝。

やはり、水曜日と金曜日は授業中にボーっとする事があると先生から報告を受けました。元気そうに見えても、疲れが蓄積されているんだな、と反省しましたね。

もしかして発達障害?

まわりの子は集中しているのに、わが子だけ上の空…。もしかして発達障害?と心配されるかたもおられるかもしれません。

発達障害とは?

生まれつき、脳の機能の発達にアンバランスがあり、それにより起こる障害です

脳機能の偏りによりあらわれる特性と、その人が過ごす環境が合わないことによって生活に支障が出てきてしまうのです。

あらわれる特性は人それぞれで、大きく3つに分類されます。それらをあわせて、発達障害と呼ばれています。

  • ASD(自閉症スペクトラム障害)
  • ADHD(注意欠如多動性障害)
  • LD(学習障害)

100人中3人~6人の割合と言われているので、1クラス35人だと仮定するとだいたい1クラスに1人~2人が該当するということになります。

ここ20年で発達障害ということばも浸透しつつあり、とても身近な問題になりつつありますね。

発達障害だと上の空になったり、寝てしまうの?

発達障害のかたは、日中に眠気におそわれたり、ボーッとしたりすることが多いです。

これは、一般的な眠気とはちがい、発達障害がもつ特有の眠気が、「注意力の低下」に大きく関係しているから。

脳内の神経伝達物質のバランス、遺伝子の影響が眠気に関わっていると考えられています。

逆に、「興味があることには夢中で突きすすむことがあり、眠ることを忘れて没頭することもある」という点も覚えておきたいですね。

病院には行くべき?

発達障害は身体が不自由なかたとは違い、「見えない障害」と言われています。

「ちょっと注意散漫なだけ」なのか、そうじゃないのか。

見分けるのはとても難しいことです。

もしも原因が別のところにあるのに、周りが勝手に決めつけて対応してしまうのも、危険です。

また、発達障害でこころが疲れているのに、気付いてあげられずに、「みんなと同じ」を強要するのもいけません。

心配だなと思われるかたは、一度診察を受けてみると良いでしょう。

どういった兆候があれば病院に行くべきか、以下のチェック項目を参考にしてください。こういった症状が顕著にみられる場合は、専門家に相談してみましょう。

 

  • ほかの子どもと関わるのが苦手
  • 忘れものや紛失が多い
  • 整理整頓が苦手
  • 勉強についていけない
  • 集中力や落ち着きがない

上の空や寝てしまう子供への対処法は?

まずは、困っている状況のサポートが必要になります。

  • 規則正しい生活と、質のよい睡眠
  • 先生としっかり連携をとり、子どもの困りごとの把握

タイムスケジュールを作成し、「18時にごはん」「20時半に寝る」など時間を意識して生活リズムを整える練習をしていくのも良いでしょう。

子ども任せではなく、親も一緒に行動することが大事です。子どもとの時間をたのしみながら、笑顔いっぱいで過ごしたいですよね。

そして、こころのサポートは決して忘れてはいけません。

  • 話をしっかりきいてあげる
  • 他の子どもと比べない
  • 笑顔で、パパ・ママのやさしい表情をたくさん見せてあげる

まだ小1、たった6歳です。

小さなこころで、理由のわからない不安に、押しつぶされそうになっているかもしれません。パパ・ママがしっかり寄り添ってあげることで、子どもの不安もふわっと軽くなるかもしれません。
パパも、積極的に子どもと関わってあげてくださいね。

普段いっしょに過ごす時間が短いほど、「おはよう」のあいさつだけでも子どもは嬉しいものです。

私が小学生のころ、週末にしか顔をみる機会がなかった父親に、夜中トイレで起きたタイミングでたまたま会えたことがありました。大喜びをして抱きついて、しばらく夜中にお話したことを覚えています。

なかなか会えないパパの姿やことばは、記憶に残るものですよ。

先生以外の相談先は?

相談できる選択肢は、多いほうが安心ですよね。

専門家に相談することで、子どもの特性に気づき早い段階でサポートしてあげることができる場合もあります。また、いじめや不登校といった二次被害がでないとも限りません。

だれかに寄り添ってもらうことで、心配するママの気持ちが救われたり受け入れることで落ち着くこともあるでしょう。話を聞いてもらうだけでも、ママもこころも、きっと軽くなりますよ。
小学校の先生のほかに、相談できる場所をご紹介します。

発達障害支援センター

保健・医療・教育・労働・福祉などの機関と連携し、地域に総合的な支援ネットワークを築きながら、発達障害をもつ本人と家族の支援をおこなう専門機関。全国のあらゆる場所で設置されています。

発達障害者支援センター・一覧はこちら(公式HPより)

発達障害者支援センター・一覧 | 国立障害者リハビリテーションセンター

児童発達支援センター

地域によって多少の支援内容は異なりますが、障害のある子どもが通所し日常生活の基本的な動作の指導、集団生活への適応のための訓練を行う施設です。

幼稚園や保育園に向けての支援指導をおこなうところもあります。

児童相談所

子どもの気持ちや立場を最優先に、すべての子どもが心身ともに健やかに育つよう働きかける専門の機関。

子どもが安心して輝けるように家族らを支援し、こころに寄り添い、ともに悩み考え、問題を解決していく手助けをしてくれます。

各学校のスクールカウンセラー

先生とはべつの観点から、生徒や保護者に関わる、こころの専門家たち。発達障害や精神的な不調に悩む子どもへのこころのサポートをはじめ、不登校や人間関係のトラブルなどの解決に向けてのサポートをしてくれます。

さいごに

小1になったばかりの子どもが「授業中に、上の空・ボーっとして寝てしまう」との報告をうけて心配しているママへむけて、その原因と対処方法、発達障害について詳しくお伝えしました。

 

  • 上の空とは、「他の事にこころが奪われて、そのことに注意が向かないこと」をいいます。
  • 眠ってしまうとは、子どもの意思に反して、結果的に寝てしまう状態をさします。
  • 上の空や寝てしまうことは、デメリットはたくさんあるけれど、メリットはみつかりません。
  • 上の空になる原因、寝てしまう原因を、それぞれ3つずつご紹介しました。
  • 発達障害とは、生まれつき、脳の機能の発達にアンバランスがあり、それにより起こる障害のことをいいます。
  • 発達障害の特徴のひとつに、眠くなるという症状があります。
  • 判断がむずかしいので、心配なかたは、いちど診察を受けてみましょう。
  • 親は、「状況のサポート」と「こころのサポート」を心がけましょう。
  • パパも積極的に子どもと関わることが大切です。
  • 小学校の先生以外の相談先をご紹介しました。

子どもの学校での様子は普段見ることができないので、とっても気になりますよね。

「授業中に子どもが上の空・寝てしまう」とお悩みのママは、たくさんおられます。ひとりで不安を抱えこむ必要はありませんよ。まわりと比べず、子どもとしっかりと向き合ってあげましょう。

ママもひとりじゃありません。まわりに頼りながら、家族みんなで笑いあいましょう!
はじまったばかりの小学校生活、にこにこで溢れていくことを、こころから願っています。

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